自然食品には興味がない。美味しくないでしょ?
添加物を気にする様になったきっかけですが、それは自然派の生協の職員になった事なのですが、正直、自然派の職員になって添加物の知識は嫌でも入ってくるのですが、へぇ~……くらいで、自然食品には全く興味ありませんでした。
働き始めてからは週2日~3日はお弁当買って帰ったり、スーパーの惣菜を買って帰る毎日でした。
朝も、菓子パンを食べさせて、朝ごはんちゃんと食べさしてる!なんて思ってました。
スーパーのお惣菜も美味しいし、レンジでチン!するだけだし、ご飯はちゃんと炊いてるし、保育園の給食で野菜は食べてるだろうし…と、働き始めた新しい職場だから、タイムスケジュール掴むまではちょっと手抜きしても良いだろうと、少し罪悪感もありましたが、半年くらいはこんな感じで無添加とは程遠い食生活を送っていました。
そんな中でも、添加物の知識は増えるし、情報も入ってくる環境でした。
気にした方が良いんだろうなぁ~とは思っていましたが、思うだけでした。
それでも私の中で、自然食品は美味しくないと言うイメージがあったんです。
だってなんか味薄いし…みたいな。野菜ばっかりなイメージ。パンはパサパサしてるし、硬いし。無農薬野菜とか虫とか付いてそうやし虫なんか見つけた日にゃたまらん!最悪!!という感じで…
それでも職員と同時に生協の組合員になったので、その生協は利用してましたが、朝ごはんのパンとか(めっちゃ美味しいパンがあって子供も食いつきが良かったので)お米とか…。正直味の違いなんてあんまりわかっていませんでした。笑
そんな私が、お弁当を買わずに、スーパーの惣菜は一切買わなくなり、手作りを心がけるようになりました。
一冊の本(マンガ)に出合う
添加物を気にしだしたそのきっかけが、子育てでした。
上の子は当時3歳、少し幼く言葉を話すのも遅い子でした。
鼻血もよく出すし、よく熱も出します。便秘で熱出す子なんです。笑
子供を育ててると、なんでうちの子はこぅなんだ…と思うところがいっぱい出てきますよね?え?そうですよね?ですよね…。
そんな子供に対して怒ったり、イライラしたり…感情で子供を怒鳴りつけたりしてました。まぁ今もしてますが…。
思い通りにいかない子育てに毎日イライラして、子供の笑顔や寝顔を見ると、
ごめんね…こんなお母さんで…と心を入れ替えるけど、また怒って…。
私だって同じ人間。感情をコントロールできる程、出来た大人じゃない。
ましてや、親になったのは君が生まれた日で、まだまだ私も親としては君と同い年。
子育てに悩み、自分を責める毎日でした。
そして下の子、当時1歳、言葉を話すのも早く、そんなに手のかからない、なんでも食べてくれて、本当に可愛い。笑
上の子はいつまでも気になるし気にかけてしまう。下の子はわりと放置。
落とした食べ物も下の子が食べると、あぁ~(笑)食べたの?!笑
だけど、上の子にはちょっと食べさしたくない。落ちたから食べないでね!って感じで。
唐揚げが2つ残ってるときも、なんとなく美味しそうな方を上の子に…笑。
私だけ?笑
子育てあるあるかなと思ってるのですが…
とまぁそんな事は置いといて、下の子の肌が乾燥肌にしてはサメ肌でザラザラしていて、膝や肘の節がガッサガサで、かゆいからか掻きむしって血が出てしまう程でした。
完全にアトピーだと思い小児科を受診しましたが、乾燥肌だね~と言われ、3歳になっても治らなかったら、アトピーの可能性もある。と言われました。
とりあえず塗薬をもらって帰りましたが、薬は昔からなぜか抵抗があり、出来るだけ薬は塗らずに治したいと思っていました。
上の子の子育ての悩み、下の子の乾燥肌…悩んで生協の職場の人によく相談したり、ネットで色々調べてみたり、本を読んでみたりすると、だいたい食生活について書かれていました。
まぁありきたりで、はいはいって思ってはいましたが、そんなとき、職場で勧められた物がありまして、それが「美味しんぼ」というマンガ本の101巻でした。
絵があんまり好きじゃないので、最初は読むのも少しためらってましたが、読んでいくうちに、私の悩んでいた事や不安が書かれてあって…何度も読み返しました。
今まで添加物はまぁ気にした方が良いだろうなと思ってはいましたが、なんで気にした方がよいのか、添加物の入っているコンビニやスーパーの加工食品はなぜ身体に良くないのか、マンガなので、わかりやすく頭の中に入りました。
そして子育てに悩んでいた私にとって、家庭での食事の大切さをわかりやすく解説してくれた、私の食に関してのバイブルとなる本になりました。マンガですけど…
それからと言うもの、私は一切お惣菜を買わず、家庭でのご飯は基本手作りを心がける事に決めたのです。
それから添加物に関して興味を持つようになり、無添加を意識するようになりました。
普段の生活から添加物を避けるのって…
添加物を気にするようになり、お買い物でも、ラベルを見て原材料を見るようになりました。
でもね、完全なる無添加ってなかなか難しいんですよ、それに私続かないし、一生懸命作った無添加ご飯を子供が食べてくれないと、なんで?添加物気にして体に良い食材で作ってるのに…なんで?!とまたイライラしたりして、子供を叱る。それでいて自己嫌悪にすぐ陥る。笑
それでは子供にとって食事はただの苦痛な時間にしかなりませんよね…
楽しく食事する。という事が一番大事で、その中で色々学んだり、躾けたり、時には自分も楽をして、パスタ茹でて混ぜるだけの、たらこスパゲッティーだって良いじゃない。子供も残念ながら手作りのたらこスパよりそっちの方が好きじゃない。
惣菜だってたまには良いじゃない。そのまま出すんじゃなくて、お皿に移し替えて盛り付けるだけで手間がかかってる。それだけで一つの愛情が注がれてる。
だから今は、極力無添加。を心がけております。それでも充分体が清められてると思い込んでる幸せな奴なんで…
無理はしない。これがマイルールです。笑
美味しんぼ101巻おすすめです。古本屋さんで100円で買えるので興味ある方はぜひ読んでみてほしいです。