旦那のモラハラとDV被害者だと認識し、知らぬ間に共依存関係に陥り離婚に向けて準備をしていました。
旦那とも離婚の方向で話し合いが進んでいたと思いきや、態度が豹変。
涙を流しながら、子供の為にも離婚をしたほうが良い。
と言う旦那との話し合いは全てが無駄で、結局離婚届けを書くこともなく逃げ出しました。
離婚しないと出来ないと思っていた手続き関係が、DVから逃げて来た人には出来る可能性があると言う事、その際にこれだけは準備しておいた方が良い!と言う事をお伝えします。
離婚したい!と思ったら。
夫からの暴力、暴言などで傷つき、共依存関係に陥ってしまっている状況の中で
「離婚したい!旦那への依存から抜け出したい!」
そう気づけたあなたは凄いです。
子供がいたらなおさらです。
暴力はいかなる理由があっても、暴力を振るった相手が悪いのです。
「お前が全部悪い!」
「殴ってしまったのは申し訳ないけど、その背景がある!殴らせるくらいの事をお前がしたんだ!」
「自分勝手!感謝を知らない!頭がおかしい」
「何もしないくせに不満ばかり言いやがって!」
「100人に聞いてもお前が間違ってると言うに決まってる!」
そんな事を言われるのは日常茶飯事でした。
喧嘩をすれば追いつめられ
「どぅ思ってるの?」
と問われ続け旦那の求める回答でなければ追いつめられました。
子供を寝かしつけてそのまま寝落ちしても、夜中に起こされます。
旦那の相手をしないとかありえない。
普通の奥さんはみんなやってる。
亭主が帰ってきて寝てる嫁とかありえない。
夜中の2~3時まで起こされる事も多々ありました。
自分が子供を寝かしつけてそのまま寝落ちして、起こしてと頼まれて起こしても絶対起きてはこないんですけどね…
自分の事を棚にあげて人には求めてくるんですよね。
数え上げればキリがありませんが、
あなたは、何も悪くありません。
私が旦那のDV被害者だと認識してDV相談センターや家族や友人たちに言われて、本当に救われた言葉です。
だから、あなたが離婚したい!そう思ったときに勇気を出して行動してみて下さい。
DV相談センターに相談する。
各都道府県にDV相談センターがあります。
あなたの住んでる地域のDV相談センターに電話して下さい。
DVによる被害相談をしている事で、自分ではわからない情報を教えてくれます。
そして何より、これから生きていく為にも、新しい生活を取り戻す為にも、DV相談センターなどを利用して被害相談をしていると言う記録があれば、手続きなどにも有利です。
裁判などになってしまった場合も、被害者が必死に動いた証拠となります。
私は医師の診断書などは取っていませんでした。
気付いてから逃げるまで冷静に準備なんて正直出来ないと思います。
でも、いつか経済的にも精神的にも自立して旦那と離婚したい!
そう思ってるあなたにも、緊急性がない場合でも、
DV相談センターへの相談はしておいた方が良いです。
子供の前での暴力は、面前DVと言って
児童虐待法に定められた心理的虐待なのです。
私もDV相談センターに電話して話を聞いてもらわなければ、この事実に気づくことなく、子供に精神的な虐待をしていた加害者だったんだ…と気づきませんでした。
子供の為にも父親はいた方がいいと思うかもしれませんが、子供が大好きなお母さんを殴るようなお父さんは必要ありません。
私には息子が2人いますが、息子が好きになった人を殴ったりするような大人に育てたくありません。
DVの連鎖をあなたで断ち切る勇気を持って欲しいと願っています。
行くところが決まっているなら…
もし、離婚して引っ越し先が決まっているのなら
今住んでいる地域の市役所(区役所)で転出の届け出の手続きをして下さい。
同じ市内に引っ越しする場合は転居の手続きで済みますが、違う市町村に引っ越す場合は今住んでいる地域の役所で「転出届」を取得する必要があります。
その転出届を持って引っ越し先の役所で「転入届」の手続きが必要になります。
*転出届を貰って14日以内に手続きが必要です。
小学生のお子さんがいたら、スムーズに小学校に通わせる事ができます。
ただし、私の場合はもぅ離婚を覚悟し実家に帰る事が決まっていたので準備できました。
引っ越し先の住所が決まっている方の参考になればと思います。
子供の乳児医療と児童手当について
旦那から逃げてきても、離婚していないと他府県の乳児医療や児童手当に不安がありますよね。
私も、逃げてきてすぐ子供が風邪をひいてしまい、病院に行くのが不安でした。
乳児医療書がないと、子供に何かあったときに、もちろん病院には連れて行ってあげたいけど、金銭的にも不安だし心配だと思います。
私の場合は、引っ越し先の役所で転入の手続きをした際、
DV被害で逃げてきましたと伝えると、その役所の女性相談員の方が付きっきりで各手続きを一緒にしてくれました。
その際に、今は旦那の社会保険に入っているのでダメだと思ってましたが
国保に加入して、私名義で乳児医療を発行する提案をして下さいました。
保険料も、3千円くらいでした。
その際、DVの相談した診断書(証明書)と所得証明(課税証明)のコピーが必要にります。
*所得証明書(課税証明書)は引っ越し前の役所で事前に貰っておいて下さい。2枚くらいあれば良いと思います。
DV相談の証明書は役所の女性相談員の方が後日提出してくれるとの事で、私は自分の必要な手続きでの記入だけで済みました。
そして、児童手当に関して
児童手当は子供を扶養している旦那側が受給しているケースが多いと思います。
本来の手続きは離婚届けが受理された後に、児童手当の消滅の手続きを旦那にしてもらい、その手続きが済んだら、母親名義に受給者を変更するものですよね。
こちらも、協議離婚や別居など色々な理由で手続きがあると思いますが、DVから逃げてきた私の場合は、DV相談の診断書があれば強制的に旦那への受給資格を抹消する事ができて、私名義に変更できるかもしれないとの事で、役所の方の手順通りに書類に記入しただけで手続きが出来ました。
その際、逃げる前の市町村の所得証明(課税証明)の原本が必要になります。
私の場合ですと、横浜市の前年度分の課税証明が必要でした。
平成29年所得証明(平成28年度分)
児童手当に関してはまだ結果待ちですので、また報告させて頂きます。
旦那のDV被害者だと認識して共依存にも既に気付いていて逃げる覚悟もあるけど、離婚しない事には何も物事を進められないのでは…と私も思っていました。
でも、あなたが必死に動いた証拠があれば役所だって味方になってくれる可能性は十分にあるのです。
ちなみに、次男の保育園もすぐ決まって来月から入所する事が出来ました!
私は実家に帰る予定でしたので母と姉に就労証明の準備はお願いしていました。
同居の家族の就労証明が必要です。
年齢的にも受け入れてくれる所が多くて第1希望の保育所への入所が決まったので良かったです。
スムーズに新しい生活を始める1歩がまた1歩。また1歩と前に進んで行ってくれています。
ちょっと内容盛りだくさんで、混乱してわかりずらければメッセージ等頂ければ私のわかる範囲でしたらお伝えさせて頂きますので、ご連絡下さい。
最後に…
DVから逃げる前に準備しておきたい事として。
●DV相談センターへの相談。
●住所が決まっているなら転出届の準備。
●乳児医療、児童手当に必要な所得証明(課税証明書)の準備。
2枚ほど(予備として)
●子供が小学校就学前の幼児がいる場合保育所の手続きの際に同居の家族の就労証明書の準備。
事前に色々調べていたので私はとてもスムーズに出来ました。
今となっては旦那の態度が豹変し、急遽逃げてきた事で手続きもスムーズに出来たので結果逃げてきて良かったのかな…と思ってます。
離婚したい!逃げたい!と思った時がチャンスなのかもしれませんね。
共依存にも自分が被害者だと言う事にも気づかず最悪の場合、命を落とす事になりませんように。
同じように悩み苦しんでる人が少しでも救われますように…。