旦那からのモラハラやDVにより離婚を決意するも、もぅ少し我慢して様子を見てみようかな…絶対離婚してやるけど、もぅ少しお金が貯まってから…。
いつか絶対離婚してやる!と思っていても、DVにはDVのサイクルと言うものがあって、その繰り返しの中で気付かづに、逃げる事が出来ずに最悪の事態や最悪の結末を迎える事もあり得るのです。
1度じゃ2度じゃない。何度も暴力を振るわれているのなら、DV被害者であるという事を認識して、今すぐにも脱出に向けて準備を始めて下さい。
今すぐに行動に移せない場合でも、DV加害者の特徴を知っておくことで自分の身を守る事もできます。なので今回は私が体験した離婚前にしてほしい対策と、DVのサイクルについて、お伝えしたいと思います。
DV夫の特徴とサイクル
DVにはある一定のサイクルがあります。
このサイクルを繰り返す事で、DV夫から逃げられない状態に陥っていて、共依存関係に陥り、関係を長引かせる状態になっているのだと思います。
①蓄積期(張り詰めた緊張)
加害者が内面にストレスを溜めている時期です。
不満があるけど、我慢してる期間ですね。
あなたに言う事を聞かせたいと、思う通りにして欲しいと言う願望が満たされない事に対してストレスを溜めている時期です。
些細な事で怒ったり、ピリピリと神経質になってきて、被害者は加害者の顔色を伺いオドオドしたり、ビクビクして過ごします。
②爆発期(暴力や暴言が起こる)
蓄積期での溜め込んだストレスの限界がくると、突然暴力を振るわれます。
口喧嘩の延長から突発的に暴力を振るわれるので予測がつかず、理性を抑える事が出来なくなっているのでとても危険です。
被害者の態度や行動や発言が自分の思い通りにならないので、体にアザが出来る程の身体的な暴力やペットに攻撃したり大事な物を壊されたりする事でストレスを発散している状態です。
そして自分の思い通りに支配する為に、恐怖心や無力感を植え付ける時期でもあります。
私はよく言い返したりしていたので、その対象が私が大事にしている猫に向かう事がありました。
猫ちゃんを守るために、理不尽だと分かっていながら土下座して謝った事もあります。
何十分と頭を下げ続けても何の反応も無いので顔を上げると、寝てました。
人間として、どうなのか…。
この爆発期の時に今までの関係にうんざりして、ようやく真剣に考え客観的に見る事の出来る時期でもあります。
それでも、次のサイクルによって、関係は長引く事になります。
③ハネムーン期。(安定し解放された状態)
暴力によってストレスが発散された状態で、加害者の精神状態が比較的に安定している状態です。
暴力を振るってストレスを発散した事の罪悪感から、優しくなったり、「俺が100%悪かった」「どんな事があっても暴力は絶対あかんのに」「申し訳なかった、でもお前がいないと生きていけない」「お前を愛しすぎて自分が怖い」などと泣きついて来たり、土下座してきたりします。
絶対許さないと思っても、死にもの狂いで謝罪を繰り返し、被害者の無理な要求にも応えようとするので、被害者は自分もわるかったのかもしれない…私も怒らせるような事したし…と思う様になり、こんなに愛してくれている…と心の繋がりさえ感じます。
この時期に加害者は被害者が離れていかないように、心をコントロールしているのです。
加害者も無意識でやっているので、根本的に変わる事はありません。
そして二度としないと約束したあなたの期待を裏切り、次の暴力に向かってストレスをため込んで行くサイクルへと入ります。
いつか離婚したいと思っているなら…
DVは弱いものいじめや、八つ当たり、嫌がらせみたいなものです。
加害者は被害者に落ち度があった時に溜め込んだストレスをぶちまけるのです。
そして被害者であるあなたは、「私が悪いことをしたから…」
と加害者に徐々に徐々に刷り込まれてしまうのです。
どんな理由があるにせよ、暴力は犯罪です。
ましてや男が女に暴力を振るう事に「暴力は申し訳ないけど、その背景がある」
「殴られる程の事をさせたのはお前だ」などと言ってくる様な相手からは一刻も早く逃げるべきです。
かと言って共依存に陥ってる場合はとても根深く複雑な問題でもあるので、離婚に気づかれれば相手を刺激して危険な目に合うかもしれませんので、まだ少し疑心暗鬼な気持ちがあってもDVをよく知る事は大事な事です。
そしていざと言う時の為に、証拠を残しておくこともおススメします。
アザが出来てしまった場合は医師の診断書。
暴言や暴力を受けた事を日記に細かく残しておく。
部屋が散らかった様子やアザの写真。
暴言を送りつけられたメール。
異常な着信件数のスクリーンショット。
私は最高着信件数53件です。
電話に出ない、気づかない事を罵倒され、電話をかけて来いと切られすぐにかけ直すも出ない…どういう事かとしばらく考えていたら「俺の着信件数見たやろ?それぐらい必死やねんで?なんでお前はそんな気持ちもわからんの?同じ件数かけてこい!54回目で出たるわ!」と言われました。
12回くらいかけてアホらしくてやめましたが…
暴言を録音したテープ。
こんな事するぐらいならさっさと別れればいいのに…って自分でも思うけど、それが出来なくて困ってるんですよね。
暴言を録音したテープは最強に心強い味方になってくれると私は思います。
平気でそんな事言ってない。と嘘つきますから、証拠の音声があるだけで心強いですし、言った事を言ってない、お前何言ってんの?とこっちが変人扱いされる時のあの殺してやりたくなるようなどうしようもない感情が、録音している…と言う安心感から少しは冷静になるのなら、用意しておけばよかったと私は後悔したので。
家庭内での出来事だし、自分に自信がないので私が嘘つき扱いされたら…と言う不安もあるんですよね。
証拠を使う使わないは別として、証拠があるだけで、
いざと言うときの為に、準備ができていればそれほど心強い物はありませんから。
DVを知り、客観的に今の状態を見ることが出来れば正しい判断が下せるようになります。
私は専門家ではありませんが、DV被害者だと気づき、必死に調べて、何もかも置いて旦那の元から逃げ出しました。
準備をしていなかった分、逃げた後も辛い時期がありました。
今は共依存からの克服を目指し、自分と向き合いながらありのままの自分を認めて前向きに生きてます。
これってDV?
離婚したいと思ってるけど、どうしたら良いのかわからなくて悩んでる…
私もまだ離婚が成立してはいません。
でも旦那から逃げ出す事が出来ました。
大事にしたくない…相談機関に相談なんて…怖い。
そう思って行動できずに迷ったり悩んでいるのなら、気軽にメッセージ下さいね。
必ず目を通してお返事します。
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